Step1:曲を聴き込む
まずは、ムービーを作りたいと思った曲を死ぬほど聴き込むことから始まります。
通学中に聴いてみたり、空きコマに聴いてみたりとか。
問題のスライドを作っている時とかにも聴いてみたりします。
曲が持つ流れっていうか、雰囲気を大雑把でいいので掴んでいくのを意識しています。
「あ、ここが編集点だ」とか、「ここでキャラクターがばっと揃ったらかっこいいかなあ」とか。
使うフォントとかも、この段階である程度絞っちゃいます。
かっこいい曲にポップ体とか、逆にかわいい曲に明朝体なんぞ使ったら違和感の塊ですからね。
(でもそれをうまいこと使いこなせる人も居たりします。ほんとすごいです。私には到底出来ない)
なので、休憩タイムで流す曲は、だいたい再生回数が跳ね上がったりします。仕方ないですね。
Step2:アイデアをまとめていく
聴いていくうちに、「このタイミングで、こうなったらいい感じじゃね?」みたいなアイデアがポツポツと浮かんでくるので、
それを、クロッキー帳になぐり描きでもいいのでまとめていきます。
私は絵が致命的に下手くそなので(なのに芸術系の大学に入学しました)、
クロッキー帳はもう目も当てられないような状態です←
いわゆる「アイデアスケッチ」みたいな感じですね。
ネタはあればあるほどいいので、浮かんだらすぐに描く。描けそうにない状況だったら、メモする。
このぐらいの勢いで私はやっていたりします。
ネタがある程度溜まってきたら、今度はExcelを立ち上げて、ネタをまとめる作業に入ります。
まずは、曲をイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ・・・みたいな感じで分解して、
それを今度は小節ごとに分解します。拍ごとに分解すると大変なことになります()
そして、その小節で曲はどうなっているのかを聴き込んでいきます。
私は、前よりも盛り上がっているのか、それとも落ち着いているのか、変わらないのか、っていうのを意識しています。
Step3:アイデアを形にしていく
曲の分解が終わったら、次は、「これは使える」って思ったアイデアスケッチの内容を、
Illustratorというソフトと、Photoshopというソフトを組み合わせて、形にしていきます。
しっかりとした画面デザインはIllustratorで、画像の加工はPhotoshopを使います。
必要ならば、Live2Dや、(立ち絵とかを動かせる 最近のソシャゲとかでよく使われます)
Mayaとか3DS MAXというソフトも使っていきます。(3Dモデリングソフト。自分で立体的な造形ができるので、これを使いこなせるようになればもう無敵かもしれない)
ただ、未だLive2DとかMayaは使っていません いつか使ってみたいですね
19秋で一回Live2D使おうとしたんですけどね・・・。
Step4:アイデアを仕上げていく
ここまで来たら後はシメたもので、アイデアスケッチを形にしたものを、
After Effectsというソフトをつかって、いい感じにアニメーションさせていきます。
Illustratorの内容を、そのまんまAfter Effectsに取り込めるので、基本的にはそれを使っています。
ここが一番力を使う場面で、自分とのこだわりの戦いでもあります。
1つのシーンを構成するのに、たまに1日以上かかることもあります(効率悪い^^;)