オールスター前夜祭データベース

口頭カンカンとは、読んで字のごとく、
口頭で「カンカンカンカンカ〜ン♪」と鐘が鳴ったかのように叫び、
直前の問題がラスト問題であった事を知らせること。

ラスト問題を知らせる鐘の音については、
本来であれば「PowerPoint」のアニメーション機能を駆使して、
予めカウントダウン終了直後に自動で鳴るするように設定する。

しかし、問題構成の急な変更、また作問スタッフ同士での確認不足など、
何らかのミスが原因で鐘鳴動の設定が忘れられたまま出題されてしまうことがある。
その場合、ラスト問題にもかかわらずカウントダウン終了後、鐘が自動で鳴らないため、
「あれっ？」となった所で、司会者もしくは問読み担当のとっさの判断により、
口頭による「カンカンカンカ〜ン♪」という迫力の無い音色がこだまする。
特に、はつかぜが口頭カンカンの名手として知られている。

なお、放送画面外で鐘の音をはじめとした音声ファイルを予め用意し、
予定していた音が鳴らない事態に備える場合もある。

前夜祭でしか見られないトラブルの一つで、そのシュールさは数あるトラブルの中でも1，2を争う。
同時に、スタッフの連携不足を露呈させるイージーミスでもあるため、放送直前にあっては特に綿密なチェックが求められる。

逆に、ラスト問題ではなかったはずの所、いきなり鐘が鳴ってしまうパターンも存在する。
これについては、本番直前、急遽ピリオド終盤に問題が追加されたことなどが原因として挙げられる。